はじめに
NHK朝ドラの主題歌は、毎回大きな注目を集めます。2025年放送の朝ドラでその大役を務めることになったのが、フォークデュオ「ハンバート ハンバート」です。
今回彼らが歌うのは、『笑ったり転んだり』。日常の小さな喜びや戸惑いをやさしく包み込むような楽曲で、放送前から大きな話題となっています。私も実際に主題歌を耳にして、とても味のあるこの歌を好きになりました(^▽^)
「どんなアーティスト?」「代表曲は?」と気になる方も多いと思いますので、ここではハンバートハンバートの魅力をたっぷりご紹介します。
ハンバートハンバートとは?
ハンバートハンバートは、佐藤良成さんと佐野遊穂さんによる男女デュオ。結成は1998年、東京を拠点に活動をスタートしました。
名前は小説『ロリータ』の主人公「ハンバート・ハンバート」に由来します。文学的な響きを持ちながら、彼らの音楽は素朴で温かく、暮らしに寄り添うような存在感があります。
2000年代からフェスやライブを中心にファンを広げ、今では幅広い世代に親しまれる存在です。
メンバープロフィール
佐藤良成(さとう・りょうせい)
- 1973年生まれ、山口県出身
- ボーカル、ギター、フィドルなどを担当
- 作曲やアレンジも担う中心的存在
佐野遊穂(さの・ゆうほ)
- 1976年生まれ、東京都出身
- ボーカル、ハーモニカなどを担当
- 澄んだ歌声が特徴で、楽曲に温かさを添える
プライベートでも夫婦である二人。家庭と音楽を両立しながら歩んできた姿は、音楽性と同じく“生活に寄り添う”魅力を放っています。
人気曲・代表曲
おなじ話
もっとも知られる曲といえば「おなじ話」。恋人同士のささやかな会話を歌にした楽曲で、結婚式やCMで耳にした方も多いでしょう。
虹
明るいメッセージとシンプルなアレンジが特徴。ライブでも盛り上がる定番の一曲です。
長い影
しっとりと心に残るナンバー。日常の中の小さな出来事や感情を描いた歌詞がファンから支持されています。
笑ったり転んだり(朝ドラ主題歌)
そして最新の話題曲が、朝ドラ主題歌となった『笑ったり転んだり』です。
タイトルの通り、人生の喜びもつまずきも包み込むように歌い上げており、朝から多くの人の心に寄り添う楽曲になりそうです。
ハンバートハンバートの魅力
最大の魅力は、やはり二人のハーモニー。
佐藤さんの少し渋みのある声と、佐野さんの澄んだ声が重なり合い、唯一無二の温もりを生み出しています。
また、歌詞は「日常」「恋人や家族への想い」といった身近なテーマが多く、誰もが共感しやすいのも特徴です。だからこそ、世代を超えて支持され続けているのです。
ライブはシンプルながら観客との距離が近く、まるで家庭のリビングに招かれたかのような居心地の良さを感じられます。
フェスでの存在感
2000年代以降のフェス文化の中でも、ハンバートハンバートは大きな存在感を放ってきました。
「フジロック」「ARABAKI ROCK FEST」などに出演し、アコースティックな音楽で聴衆を魅了。派手な演出ではなく、まっすぐな歌声で勝負している点が、多くの人の心に響いています。
朝ドラ主題歌でさらなる飛躍
結成から20年以上。地道に活動を続けてきた二人にとって、朝ドラ主題歌は大きな飛躍のチャンスです。
『笑ったり転んだり』が毎朝流れることで、彼らの音楽がこれまで以上に多くの人の生活に溶け込むことは間違いありません。
まとめ
ハンバートハンバートは、夫婦デュオならではの温かなハーモニーと、日常に寄り添う歌詞で長く愛されてきたフォークデュオです。
代表曲「おなじ話」「虹」に加え、新たに朝ドラ主題歌『笑ったり転んだり』を歌うことで、さらに注目を集めています。
これからの彼らの音楽活動に、ぜひ注目してみてください。
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